和風作曲理論


胡弓基礎理論・胡弓応用理論をフル活用した作曲技術。

 

私はメロディメーカーなのでメロディ主体で考える癖があります。

 

私の考えるリズム:メロディックリズム・前ノリ・後ノリ

私の考えるメロディ:表・裏など胡弓応用理論を使ったメロディ

私の考えるハーモニー:複数のメロディ(クラシックオーケストラが好例)

 

和楽器の理論は4度堆積和音の理論なので、

核音・中間音を用いた5音階を取ることが多い。

 

メロディの破綻限界

メロディが2つ以上の場合、うまく合わせないとすぐ破綻します。

うまく合わせるのがコツで、これを守れば、

どれだけメロディが動いても破綻しません。

 

一番大切な感覚はバランス感覚です。

バランス感覚の良い人は、極性を乱すぐらいやりすぎたと思っても、

他のところでバランスをとって、うまく曲に盛り込んでいきます。

私の感覚では、このようなバランス感覚が一番大事です。

 

この感覚は、音楽だけではありません。

将棋など、ほかの分野にも当てはまります。

 

駒を大損したと思っても、将来的に回復の見込みがあって、

10手先では互角のバランスなんてこともバランス感覚です。

 

これらのバランス感覚が良い人をセンスが良いというのでしょう。

私がセンスが良いと感じる人は、みんなバランス感覚に長けた人だったのです。